今日のといず・くろすおーばーは!
「姿を見せろ! シックスショット!」
「ある時は謎のアニマルロボット……」
「ある時は超音速ジェット機!」
「またある時はバトルカー! して、その実態は!」
「ダイノベース指揮官、シックスチェンジャー忍者参謀……」
「シックスショットでござる!」
※劇中にこのようなシーンはありません。
現代に蘇る忍者参謀。レジェンズ50体目記念キャラ、トランスフォーマーレジェンズよりLG-50忍者参謀シックスショットをご紹介!
巷が11月末のスタジオシリーズやらビースト覚醒やらで沸いている中で置いてかれてます。
〇キャラクター解説
ダイノベースの指揮官としてガルバトロンが招聘したトランスフォーマー。名の通り六段変形を可能とするシックスチェンジャーで、「ザ☆ヘッドマスターズ」に登場した。
一人称が「拙者」の忍者口調でしゃべるプロフェッショナルで、多段変形と分身を活用した攪乱戦法が得意。さらにシックスチェンジャーでありながら七段目の変形「ウイングウルフ」を生み出し、ウルトラマグナスを打ち破っている。
ガルバトロン行方不明後はスコルポノックの指揮下に入るも、諫言をはばからない性格やマスター星帰還組派閥ではないことから疎んじられ、やがてデストロンを離脱。ダニエルとは奇妙な友情を結び、最終決戦では助言を与えた。
CVは後に機動警察パトレイバーで太田功を演じる池永通洋氏。
〇玩具解説
2017年11月25日発売。同時発売物は「LG-51ターゲットマスターダブルクロス」「LG-52ターゲットマスターミスファイアー」「LG-53ブロードサイド」など。
海外展開「タイタンズリターン」期にリメイクされたもののため、ヘッドマスター(タイタンマスター)に変更されており、日本展開でもその仕様を引き継ぎつつローカライズされている。
のちにタカラトミーモール限定品でグレートショット、海外ではクイックスイッチ(日本で言うシックスナイトに相当)として仕様変更品が発売されている。
ヘッドマスター
タイタンズリターンズ期にリメイクされたヘッドマスター、「タイタンマスター」。付属説明書のコミックではダニエルにボディを操縦させ、自らは別行動を行うためにあえてこの姿に改造された。
両脚は左右が繋がっている。首と肩はボールジョイントで可動。
バトルカー
というわけでボディ。四つのタイヤで爆走だ!
運転席にヘッドマスターを着席可能。またセンサーマスト(?)は立てるのがデフォルト。
あちこちにヘッドマスターを立たせておけるピンがある。
トランスフォーム!
腕のタイヤとクローラーの位置取り、各モードでどの向きが正位置か迷う……
尾翼をオープン、ヘッドギアを露出させ、入れ替わりにヘッドマスターを着座させて、あとは尾翼の端にレーザーガンをセットすれば……
ジェット機モード
脚部のランディングギアで接地できる。
ヘッドマスターをヘッドオンさせてしまえばヘッドギアごと格納できる(全モード共通)。
さらにトランスフォーム!
G1では膝を基点に脚を180度畳んでいたが、本TOYではクランク関節による伸縮となっているのが特徴。
そして踵パーツもレーザー砲に。
戦車モード
互い違いに嚙合わせる都合上、ロボットモードのカカトになるパーツが左右非対称に並んでいるのがちょっと気になる。
ヘッドマスターのコクピットはここ。
砲の左右旋回は出来ないが上下にスイングできる。
トランスフォーム!
レーザーガンを二挺束ねて尻尾に。
アニマルヘッドにもヘッドオン! 額のモールドが露出するのがポイント。
狼モード
ちょっとずんぐり目のメカオオカミ。
肘の伸縮やクランク関節を活かすことで前脚の表情を色々つけることができる。
トランスフォーム!
狼ヘッド側面の平ピンをウイング裏側に差し込んで固定。
ほとんど万歳で寝そべってる状態。先端に束ねたレーザーガンを付けて。
潜水艦モード
原典ではレーザーガンモードだったが、海外における銃玩具販売規制に対応するためかひっくり返して潜水艦ということに。このコンセプトは後年のシージレーザーウェーブにも引き継がれた。
超ロボット生命体だからってどの乗せ方も懲罰感が漂う。
ひっくり返してデストロンキャノンだ!
そしてトランスフォーム!
ほぼ立ち上がっただけ。
ヘッドオン!
ロボットモード
ちょっとS字立ちさせた方が安定感が増す。
G1トイをそのまま順当にアップグレードさせたという趣が強い。というか6段変形もさせる都合上、そんなに大きくデザインを変えられなかったというのもあるかも……
バストアップ
首はヘッドギアごと回る。
腕の可動には癖があり、真横には上げられないしすしざんまいも出来ない。とはいえ戦闘アクションという点ではそこまで不都合はないか。
そう言えば足首が内側にスイングするのだけど、変形の都合というわけでもない割にクリック幅が大きいので接地性は微妙だったりもする。
股関節・膝関節は問題なく可動。
武器はレーザーガン。先述の通り二挺束ねることでヘッドマスターを乗せられるシートにもなる。
サイズ
POTP以前の作りということもあって、リーダークラスとして分かりやすい大きさだったりする。
ウイングウルフ
アニメで登場し付属説明書コミックでも再現された第7の姿! もちろんヘッドマスターはヘッドオン可能だがコミックに合わせて騎乗(?)させてみた。
基地モード(?)
タイタンズリターンのリーダークラスはどれも基地モードを持つものばかり……ということで幻の基地を妄想する。先駆者さんたちとの差別化とか無理だなこれ。
この時期の基地用共通タラップジョイントが主翼にあるので、オリジナル基地変形遊び自体は想定されているものっぽい。
さあ、戦いだ!
というわけでシックスショットでした!
G1トイの基本構成をほぼそのままに現代的な可動と2017年当時のヘッドオンギミックを追加しました、といった趣で、新鮮さというよりはなつかしさの勝る一品となっています。
個人的には狼モードがヘッドオンギミックを上手く応用していて好きですね。