今日のといず・くろすおーばーは!
フィギュアーツ版バイク「S.H.FiguartsEX マシンウィンガー」と、ウィザードのプレイバリュー拡張セット「S.H.Figuarts 仮面ライダーウィザード エフェクトセット01」をご紹介!
ルパッチマジックタッチゴー!
2013年5月25日発売。同時発売物に「仮面ライダーX」がある。ボーイズトイ事業部のDX版とは異なり変形合体ギミックを排した代わりにバイクトイとしての完成度を向上させたモデルで、自立用スタンドの他に軟質/硬質素材選択式のグリップ及びミラー、ウィザード・フレイムスタイル用手首二種四個、専用ローブが付属する。
2012年11月26日~2013年9月7日受注、2013年5月25日発送開始の魂ウェブ限定品。同時発送物は「デカイエロー」「デカピンク」 等。
ポーズ用ローブが一種、プラモンスター三種が付属する他、各種魔法を再現するためのパーツが用意されている。
性能諸元はこちら
を参照。全身のシルバー塗装やカウルのクリアパーツが美しい。
全体的にDX版よりも複雑な面構成になっているが、特にカウル部分はそれが顕著かも知れない。
リアランプもクリアー成型。なお、サイクロン1号 以降のS.H.FEXバイクは軟質素材製グリップと硬質素材製グリップを選択できるようになっているが、マシンウィンガーではミラー部分も交換可能となっている。
造形はもちろんだが、ゴールドの色解釈がかなり違っているのが特徴。S.H.FEX版はちょっと赤みがかっている。
どちらもフレイムスタイルの搭乗を前提にしているため、他色のローブは付属しない。
付属の専用ローブと手首を装着したウィザード・フレイムスタイルを搭乗!
ばっちり決まっている。
メテオスター 同様に「指を伸ばした手首(上)」「しっかり握り込んだ手首(下)」がそれぞれ付属。
右手首はドライバーオン、左手首はフレイムスタイルリングで固定されている。
疾走せよ、仮面ライダーウィザード!
ウィンガー付属のローブや手首は前述の通りフレイムスタイル専用のものだが、他スタイルであってもアクション用ローブとウィザーソードガン持ち手を使えば搭乗可能。
キックストライク用ローブを装着した場合。何か安定翼っぽく見える……
科学と魔法が交差する時物語が始まったり始まらなかったり。
紹介の前に、今回の小改造。同じ構成のドライバーオン右手首が現在5組手元に存在するため、そのうち一組を汎用仕様に改造してみた。
デザインナイフでドライバーオンリングのレリーフを削り落とし、リングホルダーに合わせてゴールドで塗装しただけのお手軽工作だが、真似する際は自己責任で。
エフェクトセット01に、こうした手首は付属しない。
全長:104mm 全幅:145mm 全高:121mm 重量:212g 最高飛行速度:14km/h
晴人がガルーダウィザードリングで召喚する使い魔・プラモンスターの一種。コヨミからは「ガルちゃん」と呼ばれている。空中を飛び回りコヨミの水晶玉に映像を送信することでファントムの動きを察知するのに役立っている。
全長:173mm 全幅:64mm 全高:167mm 重量:263g 最高移動速度:30km/h
ユニコーンウィザードリングで召喚されるプラモンスター。スモールの魔法で小さくなった晴人を乗せて駆けることが出来る他、額の角を用いた地中潜行能力を持つ。
全長:130mm 全幅:140mm 全高:110mm 重量:220g 最高移動速度:2km/h(陸上)・10km/h(水中)
クラーケンウィザードリングで召喚されるプラモンスター。水中移動能力を持つ他、クチバシからの放水で敵を牽制することができる。
プラモンスターは共通ジョイントを用いて合体モードとなりファントムに果敢に立ち向かっていくこともある。
いずれも非可動モデルで劇中のような組み替え合体は不可能だが、クリアパーツ成型で造形・塗装もハイレベルなので見応えあり。
異なる空間を繋げて離れた場所から物を取り寄せる「コネクト」の魔法を再現するためのウィザーソードガン二形態及び魔法陣。
魔法陣には3mm穴が開けられており、コネクト用ソードガンの先端の突起を嵌め込むことで「魔法陣からウィザーソードガンを取りだす」シーンを再現できる。
どちらもハンドオーサーが可動。
魔法陣を貫通させて。
先端にエフェクトを装着し、シューティングストライクを再現!
キャモナシューティングシェイクハンズ!フレイム!ヒーヒーヒー!ヒーヒーヒー!
フレイムスタイルの炎の銃撃を再現。しかし炎弾エフェクトが結構重いので、片手で保持したまま自立させるのはちょっとしんどい。
コネクト用・シューティングストライク用で同じ魔法陣三種が付属しているので、何となく景気づけで飾ってみたりして。
こちらは何の変哲もないソードガン・ソードモード。各ウィザードに付属するソードガンでも代用可能。ここにエフェクトを装着すると……
スラッシュストライク!スィースィースィー!スィースィースィー!
ウォータースタイルに対応したブルーの魔法陣とオーラエフェクトを装着。魔法陣の穴とエフェクト側のピンを接合することである程度の固定が可能となっている。
ウォータースタイルレビュー
の際に紹介した前腕パージギミックを活用し、交換用前腕パーツを装着して。
ビッグアームと接続! 魔法陣を通した手を巨大化し、グールを一掃せよ!
でっかい右前腕部の他、固定用のスタンドが付属。ビッグハンドはABS製で軽量に作られており、スタンドを用いれば簡単に保持できる。
スタンドはアーム部分がビッグハンド専用のものとなっており、互換性はほぼない。
中指のビッグウィザードリングはもちろん、シワ一つ一つまでかなり精密でリアルに作られている。
手首は軸回転するが、それ以外の可動や交換ギミックはない。
「アンク! お前の生き別れのお父さんを連れて来てやったぞ!」
「久しぶりだな親父、ってふざけんな! そんなわけあるかァ!」
ドラゴライズウィザードリングを強引に着けてみた図。子供や、華奢な女性の手くらいのサイズが……
ポージング用ウィザードリング。これもフレイム専用のもので、右裾を翻した造形となっている。
チョーイイネ、キックストライク!サイコォー!!
キックストライクエフェクト
脚の外側から装着する炎のエフェクト。
反対のアングルからバク転して(撮影の時うっかりしてたのは内緒)。
放て、ストライクウィザード!
応用編
PVC製で脚の大まかな形状に合わせて弾力任せに装着するエフェクトなので、脚部に極端な装飾がなければ他キャラクターにも転用できる。
思いっきり造形物が干渉するアクセルの場合は、装着する角度を変えることで尾を引く後ろ回し蹴りアクセルグランツァーを再現してもよし。
コネクト用だが、コピー用としてドラゴンスタイルの二刀流・二挺拳銃再現しても可。
ビッグ用魔法陣はフレイムドラゴンの背後にセットすればドラゴンブレス発動シーンに。
理事長の到着が待たれる。
マシンウィンガーに関しては、バイクトイとして安定した出来になっています。ハードボイルダー から始まった新規造形バイクですが、軟質素材製ハンドルに加えてミラーの他、搭乗用手首が最初から二種類付属し、そこそこボリュームのある搭乗用ローブまで付いてくるといった具合で、これまでのEX枠を追っていくとどんどんプレイバリュー面での配慮が進んでいっていることが窺えます。
一方のエフェクトセットは、ビッグハンドのインパクトが大きすぎてちょっと他オプションが霞んでいるんですが、小技が利いていて楽しませてくれますね。
「仮面ライダーウィザード」は元々ウィザードライバーやウィザーソードガンの音声認識・指輪遠隔発光ギミックに注力しているため、あまりドラゴンスタイル以外はアクションフィギュア側のプレイバリューを重視しておらず(WAP!シリーズの顔面発光は綺麗なんですが、価格に見合うギミックを強引に盛り込んだ感もあるわけで)、器械的な変形合体や組み替えをほとんど行いません。
そんなわけでウィザードはCGを用いた不可思議効果を発現させる機会が増えるもののWAP!やS.H.F本体ではフォローできないという構図になっています。
しかし今回、一連の魔法効果を一部、しかもスタイル限定とはいえ真正面からフィギュア用エフェクト化してくれたわけで、「あってもなくても構わないオマケセット」にしてはやけに充実度が高いです。
ハリケーン・ランドスタイルに対応したエフェクトセット02の発表が待たれますね。