今日のといず・くろすおーばーは!
ダークシンカリオンが進化! シンカリオンZ終盤を飾ったアブトの新たな力、Z合体シンカリオンZ ダークシンカリオンアブソリュートをご紹介!
合体モードは劇中未登場。
〇玩具解説
2022年8月4日発売。ダークシンカリオンの仕様変更品で、モードシンカンセン、モードシンカリオン+アブソリュートユニコーン、ケンタウロスモード、ナイトモードの四形態を取ることができる。
モードシンカリオン/白銀の新幹線
超進化研究所へと帰還を果たしたアブトが駆る闇の新幹線が白銀へと変化した姿。
前作におけるブラックシンカリオン紅と同じような立ち位置だが、変形時に変色していたあちらとは異なり、以降はモードシンカンセンでもこのカラーリングがデフォルトとなる。
というわけで五両編成の新幹線モード。
色以外ではシャダンスピアがアブソリュートソードに変化している他、ヘッドギアの装着位置が2両目の屋根の裏からアブソリュートソードの柄に移動している。
アブソリュートのヘッドギアは2両目の屋根(シールド)裏には装着できない。
チェンジ! シンカリオン!
変形ギミックは武器が変わったくらいなので割愛。
ダークシンカリオンアブソリュート
全長26.5m 重量105t
白銀の新幹線が変形したシンカリオンZ。ダークシンカリオンのモードシンカリオンと同様のウイング、アブソリュートシールドを有し、シャダンスピアが変化した長剣アブソリュートソードを新たに装備した。
シンの助言を得たアブトによって完全に制御された、いわばダークシンカリオンの真の姿と言える形態であり、運転士の怒り(トレランティア)に反応して心を食らいにくる性質も解消された模様。
スタイリング
この状態だとダークシンカリオンのリカラーなので目新しさは薄いのだが、いかにも悪そうだった黒赤カラーから後期な白紫カラーに転じているので印象はほぼ正反対となる。
アブソリュートシールドはテンジョウシールドと同じ形状。
アブソリュートソードは軟質素材製。
アブソリュートユニコーン
ダークホースが変化した支援メカ。劇中未登場。
ダークシンカリオンアブソリュートを騎乗させることが可能。
スタイリング
ダークホースとの違いはヘッドギアの付け方。ユニコーンスピア(角)を前方に向ける都合上、ダークホース時代とは逆向きにヘッドギアを装着する。
玩具パッケージ
劇中ではダークシンカリオンの色変えだったが、玩具ではウイング部をアブソリュートユニコーンに着ける方式が紹介されている。
ダークシンカリオンとの差別化を図ったのだろうか。
さらにモードチェンジ!
説明書指定のアブソリュートユニコーンからヘッドギアを外し、頭部を収納してウイングをバックパックごと前後逆に装着し直す。
後は概ねダークシンカリオンのユニコーンモードと同じだが。
こちらではヘッドギアを装着!
ダークシンカリオンアブソリュート ケンタウロスモード
全長:28m 重量:275t
ダークシンカリオンの高機動形態。やはり劇中未登場。
ヘッドギアに備えられたユニコーンスピアから雷を吸収し、アブソリュートソードや二挺のアブソリュートブラスターから解放することが可能。
スタイリング
玩具では差別化のために腰からウイングが横に伸びたスタイルとなっているが、PV版ではヘッドギアこそ装着されているものの、ウイングの位置は元のダークシンカリオンケンタウロスモードと同じだったりした。
とりあえずアクション。腰のウイングと腕が干渉しやすいので、お好みでウイングを後ろ足に移動させてもいいだろう。
さらにチェンジ!
ダークシンカリオンアブソリュート ナイトモード
全長:29.5m 重量:275t
ダークシンカリオンのデビルモードに相当する最強戦闘形態。右手に担いだアブソリュートキャノンが主武装となる。
アブソリュートキャノンで十字を描き、ユニコーンスピアから吸収した電撃を胸部から解き放つナイトグランクロスが必殺技。劇中未登場。
スタイリング
もはや説明不要の力強いプロポーション。
紫のラインが引き締めてくれているので膨張色で印象がボケると言ったこともなく。
比較
黒いのと! 白いので!
アクション性能も同一。怒り肩に出来るスイングが実に効く。
ZZ合体!
アブソリュートもそろったので最終回のフォーメーション!
ZZ合体! シンカリオン!
シンカリオンダブルZ E5
E5を中心に右腕をヤマノテ、左腕をアズサ+ネックスVVVFブラスター、右脚をソニック、左脚をネックスとし、800のバックパックを装着したZZ合体形態。
シンの他にハナビ、タイジュ、ヤマカサが搭乗する。
800ソニックレビューでも言及したが、実はほんのわずかに両脚の長さが揃っていなかったり……
ダークシンカリオンダブルZ
ダークシンカリオンアブソリュートを中心に右腕をヒダ、左腕をオオサカカンジョウ、両脚をホクトにしたZZ合体形態。
アブトをメインに、ナガラ、ギンガ、メーテルが搭乗した。
こちらは両脚ともホクトなのでバランスは良い。
そして放つ! ダブルZグランクロス!
というわけでダークシンカリオンアブソリュートでした!
ダークシンカリオンのほぼリカラーなのでプレイバリューは十二分。その上で(劇中ではそのままだった)変形パターンを少し変えて変化をつけようという工夫も見られて好感触です。
さて前作では2両で変形する基本型の他に1両変形の700シリーズ、4両変形の500こだま、5両変形のドクターイエロー、3両変形のMkⅡ型、そして集大成としてのALFA-Xなどバラエティに富んだラインナップでしたが、シンカリオンZではZ合体規格のために全車が2両変形となり、統一感の強い並びとなりました。
前作のMkⅡ以降は後付けで機構を膨れ上がらせていった感があり、その経験を活かしてシンカリオンZでは最初から最後までのコンセプトを予め決めた上で展開していったことが窺えます。
その点を踏まえるとアブソリュートの本編の出番自体が短かくてフォーメーションの半分が使えなかったことや、本編未登場のALFA-Xに商品化の先を越されたことなど、やや不可思議なところはありますが、この辺は番組編成の都合も大きかったのかなぁ、と思ってしまいますね。何せ全41話と中途半端な話数ですし。
それはそれとしてこれでシンカリオンの展開も一段落……でしょうか。
いやまあまだハローキティが来る可能性もあるんですが。