今日のといず・くろすおーばーは!
実写TF15周年! 蘇る一番手! スタジオシリーズよりSS-08ブラックアウトをご紹介!
「TFこそ我が人生」さんの企画「#実写TF15周年祭」参加レビューです。
〇解説
キャラクター解説はこちらを参照のこと。
2018年4月21日発売。スタジオシリーズ第一弾としてSS-01~SS-07と同時発売された。
実写第一弾当時のMD-01ブラックアウトがボイジャークラスだったのに対し、SS-08はリーダークラスとなっており、サイズもさることながら密度感が向上している。
スコルポノックのミニフィギュアも付属。海外でもSS-08として2017年9月頃に先行して発売されているが、特に仕様の違いはない。また海外では一部仕様変更品として「SS-73 GRINDOR&RAVAGE」が発売されている。
ビークルモード
シコルスキーMH-53ペイブ・ロウにトランスフォーム!
MD-01は奥に仕舞い込んでしまったので比較写真を載せられないが、リーダークラスだけありかなり手に余る大きさとなっている。
先端のプローブやメインローター、テールローターを除いた全長がおよそ35cm。
ステージ台座分だけ若干位置はズレているが、トミカやそれに近いサイズのEZコレクション系と並べるとかなり実車との比率に近い。
ペイブ・ロウが全長約21mなのでビークルモードのスケールが約1/60となる。
尾翼周辺のマーキングも抜かりなく。ただし個体によっては☆マークが逆転しているものもあったという。
カーゴブロック内にはスコルポノックを収納している。構造としては単純な挟み込み。
というわけで共生しているスコルポノック。
アーム付け根と尻尾が可動する。
底部の着陸脚も再現されているが、メインローターの回転はかなり渋いので、指で弾いて軽やかに回転、とはいかない。
また、別売りスコルポノックとの合体連動回転ギミックなどもない。
トランスフォーム!
メインローターを後ろに寄せる初動から再現できるのがありがたい。
機体のレイアウトとしてはコクピットが胸、両脇が腕、後部が脚、という点でMD-01と共通しているが、パネルを回して折りたたんでいく工程が細かくなっている。
機体後部のパネルの端っこを回転させて畳み、そのまま二段階目も回転させ足の裏にする。
足首を立てると連動して膝アーマーが起き上がる。
機首周り
プローブや前輪のある部分を折りたたんで上写真で赤く加工したところを押し込むと……
頭部が出現!
MD-01よりスタイリングにこだわった反面おもちゃっぽいギミックはオミットされていることのあるスタジオシリーズだが、SS-08の場合はオートモーフ機構が仕込まれていて楽しい。
上半身と下半身をジョイントで接合。
尾翼を外して、パネルを折りたたみ背中に密着させていく。
尾翼を折りたたみ腕部に装着して完成!
ロボットモード・スタイリング
情報量の多いフォルム。
再現度が高い!
スコルポノックはそのまま背中に着けておくことが可能。
バストアップ
首や左右に可動。この辺、かなりパーツが入り組んでるよね……
腕の関節の付き方はやや独特で、前後に可動させる関節と左右に広げる関節が別に存在する。
その上で上腕ロールと肘可動があるため、表情付けには不自由しない。
手は開閉可能だが手首の回転が出来ないのでちょっと微妙。「GRINDOR&RAVAGE」では関節が増えているらしい。
股関節はやろうと思えば180度開脚が可能。足首の横ロールが45度ほど利くので接地性は高い。
膝は順方向・逆方向に曲がる関節が一つずつある構造。
変形ギミックとの兼ね合いで足首の前後スイングも可能となっている。
メインローターの回転は渋いがテールローターは軽やかに回転させられるので、敵を切り刻むブレード攻撃を再現できる。
股関節下部にはレノックスの的3mm穴があるため、重量を支えられるスタンドであれば空中展示が可能。
武器っぽく構えてみるブラックアウトと全てを諦めたスコルポノック。
巨大ディセプティコン襲来!
メガトロン捜索隊、集結せよ。
というわけでブラックアウトでした!
MD-01の玩具的ギミックも見るべきものが多いですが、SS-08は変形フィギュアとしての完成度がさらに高められており、単純なスケールアップもあって手に取った際の満足度が高いものになっていますね。
さて、実写TF15周年祭ということで思い出語りを。
幼少期は主にザ☆ヘッドマスターズ~トランスフォーマーZの頃にTFにハマっており色々と親に買ってもらっていたものの、成長につれてやがて卒業し、玩具も手放し、ビーストウォーズやカーロボット、マイクロン3部作辺りはあくまでもアニメとして楽しむ……という流れだったわけですが、そんな私がTF沼に帰ってきたきっかけが2007年の実写映画「TRANSFORMERS」でした。
と言っても私の場合「マスターピースキングエクスカイザーに付属のエクスカイザーと、EZコレクションのバリケードら乗用車TFのスケールがだいたいトミカに近いらしい」と聞いたのが決まり手でそこからハマり込んでいったため、購入はビークルモードのスケール感が合うディセプティコン中心、オートボットは主に旧レジェンドクラス~ウォーリアクラスを買い集めるスタイルです。微妙に主流とは外れていますが、多分これからも原則こんな感じでTFについていくことになると思います。
何はともあれ「TRANSFORMERS」がなければ玩具レビューブログもやっていなかったでしょうから、私にとっては人生の転機と言っても過言ではないですね。