今日のといず・くろすおーばーは!
S.H.Figuartsよりデカイエロー・デカピンクをご紹介!
Girls in trouble! DEKARANGER!!
ともに2012年11月26日~2013年3月7日受注、2013年5月25日発送開始の魂ウェブ限定品。
同時発送物に「仮面ライダーウィザード エフェクトセット01」「宇宙刑事ギャバン Type G」「仮面ライダーベルデ(仮面ライダー龍騎)」「仮面ライダーネガ電王」「大原大次郎(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」などがある。
ボーナスパーツとしてデカイエローには「デカブルー用ポーズ手」、デカピンクには「デカグリーン用ポーズ手」が付属する他、両方購入者にはSPライセンスをモチーフとした携帯電話・スマートフォン用の壁紙が配布される。
本名:礼紋茉莉花 ニックネーム:ジャスミン
他者や器物に触れることで残留思念を読み取ることができるエスパー(サイコメトラー)。その能力故に両親や周囲から遠ざけられ心を閉ざしていたが、アリエナイザーに襲われた所をドギー・クルーガーに救われたことでスペシャルポリスを目指すようになる。
ロングヘア(「マジレンジャーVSデカレンジャー」ではショート)のクールビューティで見た目通りに冷静な判断力を持つ一方、昭和の流行語を好んだり敵に勝手にあだ名を付けたりと、妙に掴みどころのないところを見せる。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」では第5話に登場。マーベラスをまんまと引っ掛けて手錠をかけることに成功している。
名前の由来はハードボイルド小説の巨匠レイモンド・チャンドラーとジャスミンティー(和名が茉莉花茶)。
事件解決後の決め台詞は「この世にやまない雨はない」でキャラソンのタイトルにも使われているが、実は劇中の使用頻度は低く事件のたびに違う一言を呟いていたりする。
演じている木下あゆ美氏は長澤奈央氏と並んでその後の特撮ドラマにもよく出演しており、2013年では「獣電戦隊キョウリュウジャー」キョウリュウブルー・有働ノブハルの妹、福井優子役を演じている。
本名:胡堂小梅 ニックネーム:ウメコ
言動がやや幼げで危なっかしいが度胸は満点の、地球署デカレンジャー自称リーダー。ただし地球署ではバンに次ぐ新顔だったりする。
射撃などの単純な「腕」は時折頼りないところを見せるが、被害者を信じ犯人にハートでぶつかる姿勢から子供や動物に好かれる性格。一方で怒りを爆発させた時の突撃力は凄まじく、豪快な格闘技から酔拳まで色々と披露している。変装術が得意。
事件解決後の入浴を楽しみにしており、決め台詞も「これにて一件コンプリート。後はお風呂でのんびり~と!」。
「ゴーカイジャー」関連では「199ヒーロー大決戦」にてデンジブルー・青梅大五郎やリュウレンジャー・亮とともに人生に絶望するサラリーマンを勇気づけていた。
ジャスミンとは互いに足りない物を補い尊敬しあう仲。二人のコンビはツインカム・エンジェルと呼ばれ、以降の戦隊ダブルヒロインのあり方にも大きく影響を及ぼしている。
名前の由来は銭形平次の生みの親、野村胡堂と梅こぶ茶。
演じる菊地美香氏は「舞-乙HiME」アリカ・ユメミヤ役など声優としても知られている。
デカレンジャー女性陣のスーツはズボンタイプなので、スカート関係の処理とは無縁。
アクション
アクション性能自体は男性陣のそれに準じる。イエローとピンクの差異は頭部と胸のナンバーくらいなので、動かしていて違いは特に見られない。
スカートで隠れないためか、ヒップの盛り上がりもしっかり造形されていたりして。
とりあえず平手……ってほとんど映ってない上に、手袋してるからエスパー能力使えないや。
ディーナックルはブルー・グリーンと同じ物。持ち手は左右ともに付属し、後述するディーショットの保持も兼用で行う。
女性陣用の十手。先端には特殊磁気インクが充填されており、駐車違反を取り締まれる(?)。グリップにはエネルギー爆弾「ゼニボム」三発を装備。
こちらも専用持ち手が左右とも付属。武器の保持力という点では男性陣より恵まれている。
決めポーズ用の手首。デカイエローには右手、デカピンクには左手が付属。
イエロー・ピンクとも指にゼニボムを挟んだ左手首が付属している。ただ劇中だと右手でつまんで投げていたような……
ディースティックとディーナックルを組み合わせたエネルギー拳銃。フィギュアーツではスティック・ナックルとは別体で付属。ディーナックル用手首で保持できる。
イエロー・ピンクともにひとつずつ付属している。ディーワッパーはバックルに装備されている手錠、SPシューターは変身前のスペシャルポリスが装備する(変身後は近接特化のドギーやテツも所持している)護身用拳銃。
男性陣と同じ物が付属……しているのだが、イエロー・ピンクとも何故か持ち手が付属していない。今までできていたことがどうしてここで……
ちなみに本記事中の写真では、シンケンジャー男性陣(というかスーパー/ハイパーレッドだけど)に付属しているショドウフォン持ち手を流用している。
シンケンジャー女性陣は持っていないので折神持ち手を流用できるかは分からない。情報求む。
デカレンジャー!!
やっぱり手首がいくつか足りてないよなぁ……
というわけで、デカイエロー・デカピンクでした!
えーと、まずは不満点からになってしまいますが、「レッド・グリーンのポーズ用手首が結局不足している」「1つ~5つが揃ったのはいいものの、2~4はもっと指が開いていたはず」「SPライセンス持ち手がない」と、五人揃えた喜びが半減してしまう(特に最後は致命的)レベルの難点が目立ちます。
基本的に難点は手首構成に集中しているので、別商品(デカマスターとかデカブレイクとかマーフィーK9とか)を出してくれればそこで補完も望めるんですが、このままだと今後のフィギュアーツ戦隊シリーズも「余計な物ばかり付けて肝心なものが足りない」ということになるのではないかと不安になります。是非とも挽回に期待したいところです。
一方、本体は男性陣のプロポーション変更品のためアクション性能の高さは折り紙つきで、上腕がいささか窮屈ではあるもののかっこよくポーズが決まってくれるのは嬉しいところ。
ボーナスパーツのSPシューター・ディーワッパーも、5人揃えて二つずつしかないという如何ともしがたさはありますが使い勝手はいい方で(とりあえずSPシューターはfigmaティアナに持たせたらぴったりでした)、遊びの幅自体は広がっています。
とりあえず多少値上がりしてもいいから、手首をケチるのだけはやめてほしいなぁ……と。